流行や売れ筋の変化は同じアイテムの中でもあり、色や素材、スタイル、丈(レングス)、価格と多様だ。こうした変化に柔軟に対応して、売れ筋を作り出したり供給するのが、アパレル商品企画マンの仕事である。アパレルメーカーでは通常、マーチヤンダイザー(MD)と呼んでいる。マーチャンダイザーの仕事の範囲は広い。その内容は大きく、調査、企画、生産の三分野に分かれる。調査には市場調査、トレンド調査があり、そこで得た情報を基に商品企画を立案し見本を作って展示会に出し、注文を受けて生産に入る。そして期日どおり得意先に納品する。これらのすべてにマーチャンダイザーは関与し、その遂行を統括する役割を担っている。マーチャンダイザーはブランドごとに配置されており、いわばブランドビジネスの指揮官ともいえる。最も重要なのが、何が売れるかの予測である。そのためマーチャンダイザーは調査を重視する。国内外の売り場や街頭、国内外の素材展やデザイナーのコレクションなどは大切な情報源だ。これらの情報を持ち寄り、商品企画スタッフやデザイナーたちと次シーズンの商品企画会議を開き、企画を立てる。