伸縮性を持った粘膜のひだ

2010-12-13

「膜」という字から、あたかも破れるような、一枚の膜が張られているかのように思っている人がいます。しかし実際は、腔口を縁どる、十分な伸縮性を持った粘膜のひだです。それだからこそ、性交を経験していない女性でも、毎月、月経血が流れ、タンポンも使用できるのです。会陰は、左右の大陰唇と小陰唇がつなかっているところから、肛門までの部分です。皮膚は薄く、性毛は生えていません。さて、次は、腔、子宮、卵管、卵巣からなる内性器です。休の内部へと進んでいくことにしましょう。腔口と子宮を結ぶ筒状の器官です。奥行きは、成人女性の場合、7〜8cmです。しかし、いつもトイレットペーパーのしんのように、筒の中が広がっているわけではありません。ふだんは、内側の粘膜がくっついた状態、つまりトイレットペーパーのしんを、ぺちゃんこに押しつぶしたような状態をしています。その間を、月経血が流れ出ていくわけです。そして、タンポンを挿入するときや、性交をするとき、さらには出産するときに、必要に応じて広がるのです。出産のときは、赤ちゃんの直径10cmくらいの頭が出てきます。