社会の円滑な動きを見せるためには、決して他人のためではないということを、いつも念頭に置いておくことが大事です。価値観の多様性というのはすばらしいことだと思います。それがなければ新しい地平は広がりませんし、新天地の開拓は望めません。ただし、それを何でもありの解釈に結びつけるのには、異議を唱えたいものです。本来、人間が考えたり行動したりするベースというのは、時代背景や環境には、それほど影響を受けるものではありません。ところが、一度誤った方向に回転軸がずれてしまうと、それを正常な位置に戻すにはたいへんな労力を必要とします。もちろん変遷はあります。ただ変遷と混乱は違うことを胆に銘じておく必要があります。
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