定評のある問題集は、専門のチームが、「ここでは、こういう問題が出る可能性が高い」という判断のもとに、知恵と経験を尽くしてつくっています。その一冊を完全にマスターすれば、見たこともないというような問題にぶつかることはまずありません。なぜなら、学年ごとに「何を」「どれだけ」学ぶかを文部省でしっかり定めています。それが教科書となっています。だからそのワクの中で作ることのできる問題の形も限られてくるのです。平たくたとえるならば、あなたが持っている洋服の数は限られているでしょう。それをどう組み合わせてみても着方、おしゃれの範囲は決まって教科書に出てくる例題と、一冊の問題集を徹底的にマスターしておけば、まずできるのです。しかも解答を見ながら勉強することが勉強の本質だと、もうみなさんは納得しているでしょうから、苦しいことではありません。だからこそ問題集は、解答集の方が厚いようなものを選べといわれるのです。