中味汁を沖縄旅行の際に食べてみて

2011-07-23

沖縄には、野菜を切ってフライパンでチャラチャラ炒めてでき上がり、というチャンプルー的お手軽料理も多いが、中味汁はそうではない。先日、ウチのオバアに「オバア、中味汁作って」と頼むと、ひとこと「難儀だからやらん」といわれた。断っておくが、うちのオバアは不精者でもなんでもなく、むしろ働き者で料理上手なオバアだ。そんな彼女をして「難儀」といわしめるほど、中味汁を作るのは手間ひまがかかるのである。オバアが作ってくれないならば自分でやるしかない。一念発起、ここはオバアに登場願って、作り方を教えてもらうことにしよう。「まず、豚の中味をよく洗うわけさ。メリケン粉や塩なんかをジリジリこすりつけて洗うっていう人もいるけど、オバアは酢をかけて洗うよ。中味の色が白くなってきれいさ」確かに、酢には漂白作用があるので理にかなっている。「たくさん洗ったら、大きい鍋にお湯をわかして、中味入れてタジラす(ぐらぐら沸騰させて煮る)わけ。湯をとりかえて、またタジラしてを3回くらい繰り返して、軟らかくなって豚カジャー(豚の臭み)がなくなるまでやるよ。これで2、3時間はかかる。そして、カツオダシの中にゆでた中味とシイタケ、コンニャクなんか入れて煮たらできあがり。中味だけじゃなくて、豚肉入れたら豚のダシも出るからおいしいさ」。聞いているだけで面倒になってきた。オバアもそれを見透かしたのか「こんなナンギなこと、おまえには絶対できないよ。スーパーに行ったらパックに入ったのがあるから、それ買ってあっためて食べなさい」といわれた。また、沖縄本島には沖縄の伝統の味がいっぱいあるので、沖縄旅行のときには食べてはどうだろうか。