美白ブームの中、新作美白化粧品のPR合戦は、激化の一途をたどっている。「驚きの白」、「輝く白さ」……何かに似ていると思ったら、洗剤のCMだった。自然派志向で食品は「無漂白」が売れているが、女は白い方が良いらしい。それにしても、ここまでたくさんの美白化粧品が出ると、美容皮膚科医といえども追いつくのが大変である。厚生労働省が認める有効な美白成分というのは、現在は9つしかない。だとすると、美白化粧品というものは、9種類しかなくてもよさそうなものだが、なぜか無数に出回っている。しかも毎年どんどん変わる。この認可成分自体は、何年に一度しか変わるものではないのだが。基礎化粧品は数あれど、美白ほど売れるものはなく、よって美白ほど各社新開発を競うものもなく、結果として美白ほど難解になったものはない。そこでここでは、最新の美白の実態に迫ってみたい。
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