カーレースを見ていると、レースの途中でマシンがピットに入り調整が行われる様子が映りますが、リンパ管の中でも、ちょうどそれと同じようなことが行われています。つまり、リンパ球というマシンがリンパ管というコースを走っているとすると、ピットにあたる部分がリンパ節です。リンパ節で傷ついたリンパ球は修理再生され、元気なリンパ球として送り出されます。また、リンパ節は、細菌やウイルスなどの関所としても働きます。たとえ、傷ついたリンパ球が、細菌やウイルスとともにリンパ管に入り込んできたとしても、リンパ節でそれを食い止めますから、それらが全身をめぐることはありません。身体にトラブルか発生したとき、「リンパ腺が腫れる」といいますが、それは、その節の部分で、細菌の繁殖を抑えるための闘いが起こっているからなのです。