医師同士のつながりにとどまらず、病院、医師会、看護協会、薬剤師会など、すべての医療関係者が垣根をはずして、横断的な組織作りをしていくことが急務である。医療スタッフの増員のメリットをもう一つ付け加えれば、失業者対策としても有効ではないだろうか。今、日本は格差社会が広がっていて、フリーターとニートを合わせると五〇〇万人にのぼるといわれている。また、リストラや定年で失職し、再就職の場を求めている中高年者も多い。これらの人々を医療現場でどんどん採用すればいいのだ。地方の活性化や雇用促進として必要とされるダムや道路工事は一時的な公共事業だが、病院は継続的な公共事業である。だから、永続的な雇用が可能となり、医療現場の人手不足も解決できる。まさに、一石二鳥といえる。