入試に出る確率が低いのだから、当時よく出題されていた明治時代以降のことをやったほうがもちろん得点につながりやすい。だから、一番出るところから順番にやって強化していった。「ここはあとでやろう」とか、「ここはとりあえず捨ててしまおう」とか、そういうことを見極められるってことも、実力のうちだろうし、受験するセンスのひとつでもある。たとえば試験問題に設問が8つあったとして、「問いのトは簡単そうだ。でも、問いのロはまだやったことない問題だし、難しそうだな。時間があったら考えよう」と判断できれば、問いのロで引っかかって時間を無駄にしなくてすむ。実力がないヤツは、どれが簡単でどれが難しい問題かもわからないから、みんなもできない難しい問題に何分も時間を使ってしまう。そして、できていない。もっと極端に言ってしまえば、満点を取ろうと思う必要もない。合格点でいいんだから。無理に満点を狙って、できない問題に時間をかけていても仕方がないよな。