環境問題は一面で複雑、一面で簡単なところがあります。複雑な面は順次整理をしてきましたが、なぜ簡単な面があるかというと、それは自分たちが文明的な生活をしようと希望して行ってきたことが私たちに跳ね返って来ているからです。そのものたちはフランケンシュタインがヴィクターに叫んだように「私たちをどうしてくれるのだ!」と言うわけです。それに対して、人間は例えばダイオキシン、洗剤というふうに特定のものに狙いをつげて、そこに集中攻撃を加える。それは、疫病がはやったからといって魔女を首吊りにするのとある意味で類似しており、もちろんそれでは問題は解決しないのです。それでも一応、そこで人間は満足できるというところに恐ろしさがあります。環境問題やゴミ問題、そしておそらくはこれからの資源問題はいずれも社会は感情的な反応を示すでしょう。特にマスコミは高い感受性を持っていますので、余計にあちらこちらに攻撃を仕掛けてくるような気がします。しかし、もし私たちが冷静に私たちの生活を守り、子孫に素晴らしい環境を引き継ぎたいと願うなら、魔女狩りのように特定のものを攻撃しては成功しないでしょう。むしろ自らいやなことでも冷静に、正面から見るしっかりした考えや行動が望まれます。それを実際に行なった2人の女性の活動を紹介します。