おなかも正月気分もしゃきっと

2011-03-10

江戸時代には、年神様を祭った年棚の前で、「七草なずな、唐土の鳥が日本の土地へ渡らぬ先に」などと「七草囃子」を唄いながら、すりこぎや包丁で七草を叩いたそうです。摘みたての野草を叩くことで、自然の力をさらに引き出すことができると考えられていました。七草には冬に不足しがちなビタミン類や、消化を促進し、免疫力を高めるなどの薬効成分がたっぷり。七草粥はまさに「薬膳粥」で、風邪の予防にもなり、正月のごちそうを食べすぎたおなかを休ませるのにちょうどいい食事なのです。最近は正月五日ごろから七草粥セットがスーパーに並び、土鍋ひとつあれば粥を作るのも簡単。七日は松送り(松飾りを片付ける日)でもあるので、七草粥でおなかをさっぱりさせて、正月気分を締めくくるのもよいでしょう。

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